JBL4312の特徴
JBL4312は、世界中のスタジオや放送局で圧倒的な評価を得た4311Bの後継機です。
低域には30㎝コーン型ウーファー2213Hを搭載、注意きには13㎝コーン型スコーカーLE5-12、高域には3.6㎝コーン型のダイレクトラジエーターLE25-2 を搭載しています。エンクロージャーはバスレフ方式、外観はウォルナットのオイル仕上げが施されています。
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
---|---|
ユニット | 低域用:30cmコーン型(2213H) 中域用:13cmコーン型(LE5-12) 高域用:3.6cmコーン型(LE25-2) |
再生周波数帯域 | 45Hz~15kHz ±3dB |
指向性(水平・垂直) | 90゜ |
クロスオーバー周波数 | 1.5kHz、6kHz |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 91dB/W/m |
許容入力 | 80W(連続プログラム) |
エンクロージャー容積 | 40L |
外形寸法 | 幅362x高さ597x奥行302mm |
重量 | 20kg |
定価 | 143,000円(1台 1982年発売) 153,000円(1台 1983年発売) |
JBL4312買取参考価格
メーカー | 型番 | 買取参考価格 |
---|---|---|
JBL | 4312 | 34,000円 |
JBL | 4312A | 41,000円 |
JBL | 4312ABK | 37,000円 |
JBL | 4312B | 37,000円 |
JBL | 4312BMkⅡ | 48,000円 |
JBL | 4312D | 45,000円 |
JBL | 4312E | 76,000円 |
JBL | 4312G BLK | 71,000円 |
JBL | 4312M | 17,000円 |
JBL | 4312MⅡBK | 17,000円 |
JBL | 4312MⅡWX | 20,000円 |
JBL | 4312M3 | 21,000円 |
JBL | 4312MkⅡGY | 73,000円 |
JBL | 4312MkⅡWX | 68,000円 |
JBL | 4312SE | 99,000円 |
JBL | 4312SX | 52,000円 |
JBL | 4312XP | 34,000円 |
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JBL4312の歴史と系譜
JBL4312は、発売以来約40年を経過した現在もなお販売されているベストセラーモデルです。
JBLはその大きさと用途によって、「4310系」、「4340系」、「4350系」に分類され、比較的小型の4310系の代表格と言われるのが4312です。それでは、このように多くの種類がある4312シリーズの中で、買取をしたいモデルがどれなのかを知るためにJBL4312の歴史を振り返ってみます。
年式 | 型式 | 価格(1本) | 買取評価 |
---|---|---|---|
1982 | 4312(無印) | 138,000 | ★★ |
1986 | 4312A | 128,000 | ★★ |
1990 | 4312XP | 126,000 | ★★★ |
1996 | 4312B | 78,000 | ★★★★ |
1997 | 4312mk2WX | 105,000 | ★★★★ |
1997 | 4312mk2 GY | 115,000 | ★★★★ |
1999 | 4312B mk2 | 78,000 | ★★ |
2000 | 4312SX | 115,000 | ★★★ |
2004 | 4312D | 90,000 | ★★ |
2010 | 4312E | 90,000 | ★★★★ |
2016 | 4312SE | 130,000 | ★★★★★ |
2018 | 4312G | 120,000 | ★★★★★ |
JBL4312の型番の見分け方
このように多くのモデルが存在する4312ですが、どこを見れば型番が分かるのでしょうか。
JBL4312は、スピーカー上部のJBLのロゴの右にそのスピーカーの型番が書いてあります。
それを見れば今お持ちの型番を見分けることが可能です。
また、前面の色やスピーカーの配列でも判断できますが、一般的にはロゴ横の文字で見分ければ間違いありません。
JBL4312で高値で買取してもらえる型番は?
もっとも高値で買取されているのは、2016年発売の4312SEです。続いて、1997年発売の4312mk2WX、4312mk2 GY、そして最新モデルの4312Gになります。
また、状態によりますが初代の4312も程度が良ければ、高値で買取してもらえる可能性は高いでしょう。
オーディオマニアの間では、初代4312が人気です。しかし、程度のよいものが少なく、現実的には4312mk2シリーズが最も高値で売買されています。このシリーズまでが、コーン形ツイーターを搭載しており、JBL4312独特の音を踏襲していると言われ、それ以降のモデルの音は現代風に音がアレンジされてしまいました。
JBL4312はオーディオマニアに人気のある名機
JBLといえば、アメリカで開発された明るく元気よく鳴るスピーカーです。
特にJBL4312は放送局で使われていたモデルでいまだ愛用者が多い名機です。
JAZZやヴォーカル、ロックなど聴くジャンルを選ばないのもこのスピーカーの特徴です。
中古でも、高値で取引されているモデルなので状態によっては高価買取も期待できます。
このように、JBL4312は価値のあるスピーカーですが、買取の際には必ずオーディオ専門の買取やさんに買い取ってもらいましょう。それ以外の場合、いくら価値あるスピーカーであってもその価値を理解されず、安価で買い取られてしまうケースもあります。
JBL4312を高く買い取ってくれる業者